2018年12月20日木曜日

主のお友達になる 1

このカテゴリーでは、わがエクレシアの小さな子供たち向けの礼拝のレジュメをご紹介します。

主のお友達になる 
~ニコデモの物語~

<先週の聖句を暗唱します>

ルカ1:38 Luke1:38
わたしは主のしもべです。おことばどおり、この身がなりますように。
I am the LORD’S servant.  May Your Words be fulfilled to me.

ベレシート ~まずはじめに~


 イホシュア様がこの地上にあられたとき、いっぱい、不思議なことをなさいました。
 - 病気の人を治したり
 - 死んだ人をよみがえらせたり
 - お水をワインに変えたり
 こんなにもたくさんの「不思議」を見て、たくさんの人がイホシュア様のファンになって
 「私も治してください!」
 「もっと見せてください!」と・・・
 お願い事や、なんかすごいことを見たい気持ちを、心に持ってイホシュア様を追いかけまわしていたんだね・・・イホシュア様は「スーパースター」だったんだよ。
 その人たちの中で本当にイホシュア様を信じていた人はとても少なくて、イホシュア様の本当の「お友達」になった人はもっと少ないのです。
 ペテロやヨハネなどのお弟子さんたちは、もちろんイホシュア様のお友達だよ。
 今日の安息日礼拝から二回の安息日において、その「イホシュア様のお友達」の中で、ニコデモさんという男の人について、光の子供たちはお勉強しましょう。

ヨム・アレフ 第一日目

<心を合わせてお祈りします>

 見えないところで、僕たち、わたしたちを愛して見守ってくださる
 やさしいアバ
 あなたはみんなの、お父様です。
 お誕生日のたびに、大きくなる子供たちですが、
 そのたびに聖霊様が私たちの心に触ってくださって
 賢く、優しく育ててくださいますから
 感謝します。
 すべてのものを、創造された、素晴らしい神様
 強くて、なんでもできる神様・・・
 そんなあなたの「お友達」に、こんな小さな僕たち、わたしたちがなれるのでしょうか?
 まだ小さくてそのことがよくわかりませんが
 あなたの前で、ちゃんとお座りしてお話を聞けるように
 そして、あなたのことがよくわかるように
 聖霊様助けてください。
 イホシュア様のお名前によって、お祈りいたします。

1.ニコデモさん、イホシュア様に会いに行く。


聖書箇所 ヨハネ3:1~15
(「1年をとおしてよむ せいしょ 」350ページ)
 ある、夜のことです・・・
 ニコデモという男の人がイホシュア様を訪ねてきました。
 イホシュア様がなさるたくさんの奇跡のことを知っていたので
 イホシュア様が神のもとから来られた『先生』であると思ったのです。
 ニコデモはイホシュア様に言いました。
 「神様が共にいらっしゃらなかったら、あなたがなさるようなことは
 できるわけがないからです。」
 ニコデモさんは、こっそりと、『先生』であるイホシュア様に
 教えてもらいに来たのです。
 ところがイホシュア様はおっしゃいました。
 「人は、新しく生まれ変わらなかったら、神様の国をみることはできないのですよ。」
 ニコデモさんは、びっくりして言いました。
 「私は、もう年を取っています。どうやってお母さんのお腹にもどって
 赤ちゃんとして生まれてくることができましょう?」
 イホシュア様はそれでもやはり、こうおっしゃいました。
 「人は誰でも、水と霊によって生まれ変わらなければ神の国に入ることはできない。」
 ニコデモさんはやっぱり、わかりません。
 神様の国に入るには
 たくさん献金するとか、お勉強をいっぱいするとか、断食をする・・・とか
 そういう方法を教えてもらえると思ったのに、
 「水と霊で生まれ変わる」としか教えてくれません。
 「私がこの地上でたくさんの奇跡を行って、
 あなたたち人間のことを教えているのに、
 あなたたちはそれでも、信じません。
 私は天の御国から来たので、御国を見て知っています。
 だから、見たこと、知っていることを話しているのに
 やはりあなたたちは信じません。
 地上のことを語っても信じない人たちに、
 あなたたちが知ることもできない、天上のことを語ったところで
 やはり、あなたたちは信じないのです。」
 イホシュア様は、ニコデモさんにさらに言います。
 「モーセが荒野にいたときに、青銅の蛇を掲げて
 イスラエルの人々が神の力を信じたように
 人の子も掲げられなくては、いけないのです。」

2.ニコデモさんってどんな人?

 ヨハネの福音書3章の1節に、こう書いてあるよ、
さて、ファリサイ派に属するニコデモという人がいた。ユダヤ人たちの議員であった。

 そして、4節には
年を取った者が、どうして生まれ変わることができましょう。

 ニコデモさんは、エリート中のエリートで、えらい議員さんなんですね。
 そして、年をとったおじいさんでもあります。

3.夜の訪問の意味

 どうして、ニコデモさんは夜にイホシュア様を訪問したのでしょう?
 おじいさんだから、夜よりも昼間歩いたほうがいいよね。
 昔昔だから、町の電気もなくて、夜は本当に真っ暗です。
 ニコデモさんは、えらい議員さんで、エリートの先生だから、夜だったんです。
 イホシュア様が奇跡を起こすのを見て
 神様が共におられるお方だと信じていたから会いにいき
 御国のことを教えてもらいたかったのだけど
 人に見られるのが恥ずかしかったんだね。

4.「しもべ」と「ともだち」の違い

 みんな、先週の聖句で、マリアさんの姿を通して、私たちみんなが
 神様の「しもべ」なんだってことを、告白したよね。
 私たちはみんな、神様の御心に従うしもべなんだよ。
 じゃあ、「しもべ」ってなんだろう・・・・

 「しもべ」とは
 「しもべ」は英語でServant だよ。
 Servantは「サービス」Serviceをするという人ということ。
 
  1. どれだけ働くかが一番のポイント(「働き」が重視される)Servants are demanded to serve.
  2. ご主人様に対して口答えをせず、なんでも言うことを聞く。(「忠実さ」の要求)Servants are requested to be royal.

 「ともだち」とは
 「ともだち」は英語でFriend だね。
  1. 一緒にいようとすることが一番のポイント(「関わり」が重視される)Friends care about each other.
  2. 仲良しでいたいと思う。(「親しさ」の要求) Friends need to be good for each other.
  
 むかし、RMのお友達で、こんな子がいたよ。その子を仮に、K君としよう。
 ある日、RMともう一人のお友達が、K君といっしょに帰ってきたんだけど、
 手に雑草を握って帰ってきました。
 どうして、雑草を握っているのか聞いてみたら、
 K君が「雑草もたないと、お友達やめるから。俺のお友達でいたかったら雑草を持て」
 と言ってきたのです。
 二人はしぶしぶ、雑草を握りしめて帰ってきました。
 数日後、RMのけたたましい鳴き声が近所に響いて、驚いて見に行くと、
 K君が同じ理由で、耳の中に雑草を突っ込むように指示してきたそうです。
 「俺も一度したけど、気持ちよかったから、やれ」とその子は命じてきたそうです。
 RMは耳の雑草がとれなくなり、痛みで泣いていたんだね。
 結局、耳鼻科に駆け込んで、取ってもらったけど、鼓膜が破れていたら、
 大変なことになっていたよ。

 さて、これはお友達だろうか?
 ちがうよね、K君はRMに「しもべ」であることを要求してきたんだね。
 このことは、みんなよく覚えてほしいことなんだけど、
 君たちを「しもべ」にできるのは、天の神様ただお一方だけだよ。
 それ以外、誰一人として、君たちを「しもべ」にはできないんだよ。
 どうして、天の神様なら君たちを「しもべ」にできるか・・・それは、神様がなんでもできるお力をもっていらっしゃりながら、君たちのことをとても、とても愛してくださっているからなんだよ。その証拠に、十字架にかかって死んでくださったでしょ?
 K君はRMのために、死んでくれるかな?

お友達は・・・
①相手を自分の思い通りにしようとはしない。~~~相手のしたいことや気持ちを大切にして、いつもそのことを考えるよ。
②お互いに、お互いが「どうやったら喜ぶかな・・・」と思いながらいっしょに遊ぶよ。

 英語で書いたところをもう一度見てごらん、”each other”って書いてあるでしょう?
 お互いに・・・っていう意味だよ。
 おともだち、って、一人がいいことをしたら、もう一人も相手のためにいいことをしてあげるってことなんだね。

さぁ、では来週は、ニコデモさんとイホシュア様がお友達になったか、その方法を学んでいくよ。

<心を合わせてお祈りします>


大好きなアバ。天で僕たち私たちのことを、今日のこの学びの間も
休むことなく見てくださっていることを
感謝します。
今、お友達のことを思います。
いつも、当たり前のようにいっしょに遊んだりしていますが、
時々、自分のしたいこと、言いたいことだけを大切にしてしまって
お友達のことを考えないでいることがあります。
悔い改めます。
お友達が喜んでくれることを、喜べるそんな子供にしてください。
イホシュア様のお名前によって祈ります。


<今週と来週の聖句>

ヨハネ3:16
神はそのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。ひとり子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
John 3:16

For God so loved the world that he gave his one and only Son, that whoever believes in him shall not perish but have eternal life.

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